2005年01月10日

[書評]イニシエーション・ラブ

「すべて真実で構成された、一本筋の通った大嘘」

記念すべき書評一発目は、昨年末の各ランキングを騒がせた本作を取り上げます。
ことインパクトだけなら、なるほど騒がれるわけだわ。
ということで、ネタストックに割り込みで記念すべき一発目の座を奪いとりました。

イニシエーション・ラブ
乾 くるみ

原書房 2004-03
売り上げランキング 2,088
おすすめ平均


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以下、公式より引用。
目次から仕掛けられた大胆な罠
前編にわたる絶妙な伏線
そして最後に明かされる真相――
80'sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマは そこですべてがくつがえり、
2度目にはまったく違った物語が見えてくる。
失敗したことに、ある程度予備知識を得てしまってから読み始めたのですが、本書を読 む際には頭を空っぽに、ただ文章を追っていくように読むことをお勧めします。

読了した瞬間、頭の中を大きな疑問符が埋め尽くします。
あれ?そうだったっけ?どういうこと?
電車の中でその瞬間を迎えたのですが、隣の中年男性のいびきさえも聞こえなくなるくらい、疑問解消に集中してしまいました。
その疑問が氷解した瞬間、文中のエピソードは180度印象を変えて再び襲い掛かってきます。

残念なことに、ところどころ文章がねじれてます。
そのせいか、微妙に伏線が伏せ切れていない(笑)

私の場合、ある程度予備知識を得てしまってから読み始めたのですが、本書を読む際には頭を空っぽに、ただ文章を追っていくように読むことをお勧めします。
そうでないと、伏線の部分であっさりネタバレする恐れが。

なお、私は2度目の読み返しはおこなっていません。
というか、やるとしたら、ノートとペンを片手に真剣になってしまうでしょうし。

個人的には、この本大好きですね。

posted by MARS at 05:31 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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