2005年07月26日

誰かの損は誰かの得

先日のエントリで、「ちょっとした地震でも狼狽するのに、急を要するときにどうするんだ?」と書いたわけですが、それをビジネスチャンスと捕らえてきっちり仕事している会社もあるわけです。

昭文社、震災時に家まで歩いて帰るための地図「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」を発売


昭文社さんというと、東京・大阪の都市地図を出版物として販売することからスタートした会社です。
最近では電子媒体への地図データの提供や、そこから派生した事業として、ポータルサイト・旅行サイトなどに各種グルメ・レジャー情報と地図を含めたアクセス方法をセットで提供していたりします。

いわば、「地図」と「特徴(ランドマーク)」を関連付けることのプロフェッショナル。

この震災マップ、次のような特徴があります。

  • ルートごと、歩く方向そのままに地図が展開
  • 帰途に必要な情報満載
  • 都心の起点も探せる地図


ほかの地図に対して特徴的なのは1つめでしょうか。
通常、地図というと北が上と相場が決まっているわけです(予断ですが、南半球で売られている地図は南が上のものがほとんどです。実物見たことはありませんが)。対してこの地図は「○○方面に徒歩で帰るにはどの道をどう行くか」ということに主眼が置かれて作られています。つまり、この冊子を利用する場合には、ユーザーがどの方向に歩いているのかが事前に想定できるわけです。
んで、その方向が上に向けられているというわけ。

歩いている人が自分の目線に従って、地図を掲げればそのまま利用できるんですね。
今向かっている方向を考えながらくるくる地図帳を回転させたりというわずらわしさがないわけです(で、これも予断ですがおいらこの「くるくる回転させる」のをやったことがないです。地図を見てても、頭の中で今いる方向と地図を重ねて進路をトレースできるというちょっとした特技を持ってたりします)。

地図を見るのが苦手な人に、特に動揺しがちな緊急時ですから、とても親切なつくりになっていると思われます。

災害対策グッズの一環としていかがでしょうか?

参考:
昭文社ホームページ

posted by MARS at 10:24 | Comment(4) | TrackBack(1) | PR
この記事へのコメント
1つめの機能は、カーナビにも搭載されています。
多くの男性は、何でそんな機能が必要なのか、理解できないらしいです。
「地図が読めない女」っていうくらいですからねえ……。
ええ、私はもう、くるくるくるくる……。それでも迷います。
Posted by 美也子 at 2005年07月26日 15:07
あ、そうですね<カーナビ
確かにあの感じですが、書籍(に類する形)で世に出たのは初ということで許してください。
Posted by MARS at 2005年07月26日 15:28
えっ、書籍なの?
ケータイのコンテンツかiポッドみたいなものかと……。
じゃあ、そっちのほうで商売はどうよ? もうある(もしくは動いてる)のかなあ。
Posted by 美也子 at 2005年07月26日 15:54
書籍なんです、コレが。
A5変形112頁だそうで。

電子機器にしないのは、いざというときに壊れるとか電池切れるとかを考慮してかもしれません。
災害ラジオとかもあるけど、あの手のものって結構古く頑丈な構造してますよね。
Posted by MARS at 2005年07月29日 09:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック

震災時帰宅支援マップ
Excerpt: この前の首都圏の地震で怖いなーっと思ったのは、交通機関の混乱と エレベーターが止まった高層ビル。 こっちの地震の比じゃありません。 そういうときのために、こんな地図が8/1に発売されます..
Weblog: めかりんだいありぃ
Tracked: 2005-07-28 18:30
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。