2006年02月22日

[書評]容疑者Xの献身

ひさびさの書評。
が、『駄目社会人の本棚』と同内容だったりする。
別に原稿料もらえるわけでもないし、使いまわしてもいいよね。
というか、せっかく長い文章書いたのがもったいないというのが本音なわけですけど(笑)
こっちにしかいらっしゃらない方にもサービスを、と言い訳しておいて本題。

これは間違いなくある愛の形である。
たが決して純愛と呼べる類の何かではない。


今回は2005年版「このミステリーがすごい!」第一位を獲得し、先日発表された第134回直木賞授賞作である本書をとりあげたい。

容疑者Xの献身容疑者Xの献身
東野 圭吾

文藝春秋 2005-08-25
売り上げランキング : 262
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


最初に断っておきたいのだが、私は東野圭吾という作家の著作がなんとなく苦手だ。
本作も上記「このミス」での好評価がなければ、読まずにいたことは恐らく間違いない。

それでも、他の作品に圧倒的な差をつけたこの作品。
興味がないわけはない。

続きを読む
posted by MARS at 02:16 | Comment(1) | TrackBack(1) |

2005年10月09日

代表、ねぇ?

さて、サッカー日本代表、VSラトビア戦みましたよー。
ここで、毎度おなじみ戦犯つるし上げのコ〜ナ〜。

続きを読む
posted by MARS at 00:31 | Comment(2) | TrackBack(1) |

2005年08月08日

韓国戦と嫌韓流

嫌韓流を読みながら東アジア選手権韓国戦観戦という暴挙を犯したMARSです。
こんにちは。

昨夜はとりあえず溜飲を下げました。
どれだけいい試合しようとも、やっぱり勝たないと意味ないのですよ。うん。
特に日韓戦はもう負けたら成田に帰ってこれないくらいって覚悟でガチンコ希望します。今後も。

続きを読む
posted by MARS at 11:23 | Comment(1) | TrackBack(3) |

2005年08月02日

ジーコの切り札

また思い切ったことをするものですねぇ。
先日、我らが日本代表は東アジア選手権で北朝鮮に敗れました。あまりの駄目っぷりと、情けないミスに記事にもしなかったわけですが、当然指揮官は怒っているようで。

先発メンバー総入れ替え 中国戦に新戦力を全員起用=サッカー日本代表

ま、あの試合は明らかに選手のせいですし。反ジーコ派のおいらもこの措置は、やりすぎとは思いつつも方向性はあっていると思います。
特にサントスとミツオがいなくなったのは大きい。もう戻ってきちゃいけないよ。邪魔だから。

続きを読む
posted by MARS at 20:40 | Comment(2) | TrackBack(1) |

2005年08月01日

【書評】マラケシュ心中

対等な関係のまま、いつまでも離れずに、この世で最も美しい友になりましょう。

タイトルに惹かれて衝動買いした一冊。
なぜ、引かれたか?おいらがいったことある場所だからさ。
ファンの方には申し訳ないことだけど、この作者のことをまったく知らずに、当然他の作品含め初読ですよ。
4062750910マラケシュ心中
中山 可穂

講談社 2005-05
売り上げランキング : 54,373
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

で、最初に思ったこと。
「わーお、ビアンですかぃ。どうだろう、とっつけるのかな?」
という大きな不安。

後々まで読んでいくと、そんなことは本質ではなく、むしろ女性が描く女性同士の純愛という状況が、この物語に深みを与えてるのは間違いないところ。
多分、オトコが主人公だったらこの展開はありえないし、この葛藤もありえないし、だからこそこの作品に価値があると感じられることがとっても不思議で気持ちいいですな。

続きを読む
posted by MARS at 17:34 | Comment(1) | TrackBack(1) |

プロがプロを批評することの良し悪し

書評というのは、いまやブログの世界でも一段ジャンルを築き上げてる気がします。
毎日のように新しい本の感想がネットを飛び交い、まとめてきなポータルサイトが収集、再構成してます。

で、そういうのってやっぱり素人の感想がほとんどなわけで、別にそれが悪いわけではないけれど(というか悪いと思ってたら自分で書けないけど)、プロが書いたものもまとめて読めたら便利だなぁ、とか思ってたわけです。

紀伊國屋書店、専門家の書評を掲載するブログ「KINOKUNIYA BOOKLOG」[Impress BroadBand Watch]

続きを読む
posted by MARS at 11:39 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2005年07月22日

【書評】死神の精度

好きでもないことを必死にやる。仕事とはそういうものだ。

死神で、しかも精度。
伊坂幸太郎にして、タイトルだけ見るとものすごく陳腐でおカタイ感じのするこの違和感。
でも読み進めて見るともう気持ちよくて仕方ない。
電車でも、食事中でも、翌日の寝不足を覚悟したベッドの上でも、とにかく時間ができたら続きを読み進めてしまいました。

4163239804死神の精度
伊坂 幸太郎

文藝春秋 2005-06-28
売り上げランキング : 133
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

基本的にはとある死神とその他大勢を描いた連作短編集。
この死神という「職業」(といっていいんじゃないかな、本作の場合)は、いわゆる自然死にはまったく関係がなく、事故や事件といった場合で人が死ぬ際に、その7日前から現れてその人が死ぬべきかどうか判断する、という変わった役職。
直接死をもたらすわけではなく、ただ淡々と「可」または「見送り」の判断を行い、対象者が死に行くのを見守るのが役目です。

続きを読む
posted by MARS at 16:03 | Comment(5) | TrackBack(12) |

2005年02月10日

VS北朝鮮

まぁ皆さん書かれているように、昨晩はサッカー。
2006年ドイツワールドカップに向けた、アジア最終予選の初戦でした。
相手は北朝鮮。

政治的背景なんてサッカーの世界では何の意味もないです。
こういっては何ですが、正直かつての強豪で、ここ数年は国際舞台にエントリーすらしなかった国なので、メディアが騒ぐほどには強い国ではありません。
どっちかというと、「ごとき」というレベルの国。
実際にサッカーもそれほどレベルは高くなかったんですが、それ以上に日本がひどかったなぁという印象。
やはり向こうも日本相手だと気持ちが違うってこともあるでしょうしね。

続きを読む
posted by MARS at 10:24 | Comment(1) | TrackBack(4) |

2005年02月08日

アレキサンダー

オペラ座の怪人につづいて映画『アレキサンダー』について書いてみようかと思います。
見た順番はこちらのほうが先なのですが、なんというか。

面白くない。

です。
教科書的(というより用語集・資料集的)に、アレキサンダーは○○だった、アレキサンダーは生涯いくつかの戦いに勝ったといった表層的な映像をつなぎ合わせただけであって、アレキサンダー大王像を表現しようとも、作り出そうともしていないように感じます。
これ、怠慢じゃないの?

続きを読む
posted by MARS at 14:54 | Comment(0) | TrackBack(1) |

オペラ座の怪人

数日前に、映画『オペラ座の怪人』をみてきました。

直前にアレキサンダーをみたせいもあるんだけど、これは良いね。
映画としてはまぁそこそこだけど、これはもうあの歌劇を映画にしたという一点だけで勝ち、という気がする。

台詞が完全にミュージカル調なので、なら映画でやる必然性ないじゃんという非難もあるようで。とはいえ普通の人はオペラやらミュージカルやらってのはなかなか見に行くことがないわけで、映画という形式に落とし込んだこと自体がこの作品の価値といえるんじゃないだろうか。
あの名作が映画館のスクリーンで見れる、という事実の勝利。

オペラ座の怪人
ガストン ルルー Gaston Leroux 長島 良三

角川書店 2000-02
売り上げランキング : 890

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

タイトルが有名すぎてあらすじすら実はよく知らないという人のために、原作の新約版も紹介。
この版ならもって回った言い回しが少なく、読みやすいと思う。

続きを読む
posted by MARS at 12:31 | Comment(2) | TrackBack(9) |

2005年01月28日

[書評]グラスホッパー

人が節度を失うときには、そっと背中を押すものが必要だ。

美也子さんよりリクエストをいただきましたので、惜しくも直木賞を逃した本書を取り上げます。

グラスホッパー
伊坂 幸太郎

角川書店 2004-07-31
売り上げランキング 2,304
おすすめ平均


Amazonで詳しく見る
  by G-Tools


「罪と罰」だけを愛読し、過去の亡霊たちと邂逅する「鯨」
ナイフを片手に、しじみと語らう「蝉」
雑踏の中で、車に、電車に向かって背中を押す「槿」
そして妻を奪った男の下に単身飛び込み、やがて殺し屋たちの中心に位置することになる「鈴木」

物語はやがて、殺し屋たちの対決の様相を呈す。

続きを読む
posted by MARS at 19:27 | Comment(2) | TrackBack(0) |

2005年01月20日

[書評]ハサミ男

なんべん教えられたらわかるのだろう――“物事が外観どおりであることはめったにない”のだ

映画化記念ということで、第13回メフィスト賞受賞作の本作を読んでみました。
ネタばれなしで評価するのはすっごく難しい一作です。
してもいいならいろいろ想像の余地があり、語ることが豊富な作品です。

ハサミ男
殊能 将之

講談社 2002-08
売り上げランキング 7,461
おすすめ平均


Amazonで詳しく見る
  by G-Tools

美少女の絞殺したいにハサミを突き立てるシリアルキラー「ハサミ男」。
3人目の被害者に選ばれたのは目黒区鷹番に住む少女。
だが、彼女は、ハサミ男とは違う別の人間に殺害されてしまった。それも、ハサミ男とまったく同じ手口で!
事件の真相は?そしてハサミ男の正体は?

続きを読む
posted by MARS at 12:33 | Comment(2) | TrackBack(2) |

2005年01月19日

[書評]邪馬台国はどこですか?

その説がどんなに荒唐無稽に見えようとも、それが事態を最も矛盾なく説明できるのであれば、それが真実だ

作者のデビュー作にして、表題作を含む6篇の連作短編集。
不思議な説得力のある、軽快な歴史エンターテインメントです。
いやぁ、こりゃ面白いわ。

邪馬台国はどこですか?
鯨 統一郎

東京創元社 1998-05
売り上げランキング 41,081
おすすめ平均


Amazonで詳しく見る
  by G-Tools

収録作は以下のとおり。

『悟りを開いたのはいつですか?』
『邪馬台国はどこですか?』
『聖徳太子はだれですか?』
『謀叛の動機はなんですか?』
『維新が起きたのはなぜですか?』
『奇蹟はどのようになされたのですか?』

続きを読む
posted by MARS at 12:25 | Comment(1) | TrackBack(2) |

2005年01月17日

[書評:番外編]シノギのプロが教えるビジネスの極意

儲けるコツはみな同じ。

ふと手に取ったこの本、なかなか興味深かったので書評の番外編として紹介します。

シノギのプロが教えるビジネスの極意
沢田 高士

河出書房新社 2004-10-11
売り上げランキング 142,534

Amazonで詳しく見る
  by G-Tools

パチンコ店員時代に出会ったプロ集団に入って以来、数多くのシノギをこなし、また別名で株式などの著書を持つ筆者がシノギをこなしていく上で学んだ、ビジネスに必要な要素・実際の体験談などを紹介しています。

続きを読む
posted by MARS at 11:31 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2005年01月14日

[書評]野ブタ。をプロデュース

【2005.07.28追記】
もしかしたらいるかもしれないドラマ情報を求めていらした方へ。
残念ながら、今のところ本ブログでドラマの情報は一切扱っていません。
あくまで原作となった書籍の書評を書いてあるだけです。

非常によくできた小説だと思いますので、ドラマの前に一読されたい方は下記からどうぞ。
なお、Amazonさんでは、1500円以上お買い上げの場合送料が無料になります。何かをあわせてご購入されることをオススメします。
ついでに、コメントを残していっていただけると非常にうれしいです。

以下、最初にエントリーした記事でーす。

学生ヒエラルキーにおけるエネルギー保存の法則
あるいは、
「最近コムロもつんくも本人見なくねぇ?」

文藝賞受賞作にして、芥川賞男性最年少受賞の期待もかかった本作。

4309016839野ブタ。をプロデュース
白岩 玄

河出書房新社 2004-11-20
売り上げランキング : 411
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あらすじとしては、こんな感じ。

冷めた目線で自らと周りの人間を見つめながらも、クラスの人気者を「演じている」桐谷は、いじめられっこの転校生「信太」(野ブタ)をいじめられキャラの人気者へと仕立て上げていく。
彼のアイディアは次々と当たり、野ブタは次第にクラスの輪に溶け込んでいった。
だが、プロデュースも完成間近というところで、ある事件がきっかけになって桐谷自身がクラスから排斥される立場になってしまうのだった。

続きを読む
posted by MARS at 12:24 | Comment(3) | TrackBack(7) |

2005年01月10日

[書評]イニシエーション・ラブ

「すべて真実で構成された、一本筋の通った大嘘」

記念すべき書評一発目は、昨年末の各ランキングを騒がせた本作を取り上げます。
ことインパクトだけなら、なるほど騒がれるわけだわ。
ということで、ネタストックに割り込みで記念すべき一発目の座を奪いとりました。

イニシエーション・ラブ
乾 くるみ

原書房 2004-03
売り上げランキング 2,088
おすすめ平均


Amazonで詳しく見る  by G-Tools

以下、公式より引用。
目次から仕掛けられた大胆な罠
前編にわたる絶妙な伏線
そして最後に明かされる真相――
80'sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマは そこですべてがくつがえり、
2度目にはまったく違った物語が見えてくる。
続きを読む
posted by MARS at 05:31 | Comment(0) | TrackBack(0) |

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。